ラッセルのパラドックス Russell's paradox
ここから生まれた立場
数学を述語論理に還元する
同一性や数を論理学で表現する
特に数
「トキは2羽いる」と「トキは鳥である」
「トキは鳥である」
すべてのxについて、xがトキであるならば、xは鳥である
「トキが2羽いる」は同じ方法では不可能
「2羽いる」という述語はトキという述語に適用されなくてはいけない
述語に対する述語、2階の述語
「2羽」は鳥の集合に対する性質、「鳥」はx対する性質
2 -> 要素が2である集合の集合
個体を表す表現をタイプ0とする。タイプ0の表現に対する述語をタイプ1とする。....
彼は優しい
彼 タイプ1
優しい タイプ2
「優しい」は愛すべき性格だ
愛すべき性格だタイプ 3
ある述語が述語づける相手は必ずその述語よりタイプが低い
自己言及の禁止
無限集合においては「全体は部分より大きい」という常識が通用しない
公理系は単なる記号操作のシステムなので無限の概念はない
矛盾の起こらない公理系を整備する
-> メタ数学
「有限の立場」である構成主義的アプローチと無矛盾なことを証明する
無限に対する態度
無限の総体がすでに存在している
ブラウワーはこの見方が破たんしていると指摘
無限というのは1つ1つ数えていく果てなき作業の先にある可能性
四則演算などは有限の範囲で認めているが無限には認めていない
無限には数学的帰納法でアプローチ